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quanto segue stato prelevato integralmente da un sito giapponese....

Luigi Tenco ルイジ・テンコ
 1967年のサンレモ音楽祭初日1月26日にピストル自殺により、28歳で短い生涯を終えた伝説のカンタウトーレ。
 1938年3月21日アレッサンドリア地方のCassine(カッシーネ)生まれ。やがて養子となってジェノヴァで育ちました。ジェノヴァ大学工学部で理論物理学を学んでいる間に作曲を始め、カンツォーネ界に新風を吹き込もうとグループの一員となります。後にジェノヴァ派カンタウトーレと呼ばれたこのグループは以後のカンタウトーレたちすべてに影響を与えることになりました。ジェノヴァ派はジーノ・パオーリを筆頭に、ブルーノ・ラウツィ、ウンベルト・ビンディらによって形成され、ジャズやシャンソンのエッセンスを取り入れて、当時の他のカンツォーネとは一線を画していました。コロンブスを生んだ港町ジェノヴァは貿易港として有名で、外国音楽が入ってくるということもあり、このような新進のグループを生んだと言えるでしょう。テンコは孤独癖のある青年で、人間の通俗性を極端に嫌ったことから報道関係者や聴衆からは良い印象を得られなかったようです。そのような中でも、流行にとらわれるような歌を歌わずにひたすら自分の信念を貫きました。
 1959年にジョルジョ・ガベールに「Canta」という曲を書き、Ricordi社より59年に「Mai」で歌手デビュー。60年にペッピーノ・ディ・カプリに書いた「Quando(クァンド)」が翌61年に評判となり、テンコ自身も録音。同年「Il mio regno(私の王国)」、「Ti ricorderai(あなたのもどる時)」、62年「Angela(アンジェラ)」、「Mi sono innamorato di te(君に恋して)」などがヒットしました。そして、初のアルバム「Luigi Tenco」を発売。しかし、同じレコード会社に所属していたパオーリらに比べて地味な存在でもあり、64年にSAARレコードに移籍、「Ragazzo mio」、「Ho capito che ti amo(愛のめざめ)」、「Ah l'amore l'amore」、「Vedrai vedrai(ヴェドライ・ヴェドライ)」などを残しますが、66年にRCAに移籍。「Un giorno dopo l'altro(過ぎ行く人生)」、「Lontano lontano(遠くはなれて)」などを残したものの、RCAには人気歌手が多数いたため、またしてもヒットに恵まれませんでした。そして、初出場した1967年のサンレモ音楽祭初日「Ciao amore ciao(チャオ・アモーレ・チャオ)」を歌って予選落ちとなったことに悲観してホテル・サヴォイアでピストル自殺を遂げた、とされています。テンコの死を発見したのは、パートナーとしてサンレモに参加していたフランスの女性歌手ダリダ。彼女はこのサンレモでパートナーを組む話が進んだ頃からテンコと恋人同士だったようで、彼の死の発見後、半狂乱状態となり、1ヶ月後服毒自殺を図りましたが、未遂に終わりました。しかし20年近く経った後に自殺しています。
 女性歌手ウィルマ・ゴイチがスターになるきっかけを作ったのがテンコの「愛のめざめ」だったことから、テンコの死後、彼が残した「Se stasera sono qui(夜の想い)」を再びゴイチが歌って夏のディスクに参加したところ、3位に入賞する大ヒットとなり、テンコが歌った同曲も発売されました。
 皮肉なもので、彼の死後、相次いでレコードが発売され、現在でも多くの人々に愛聴されています。また、彼の逝去地サンレモでは毎年「ルイジ・テンコ賞」コンサートが開催され、プロ・アマ多数の歌手が参加しています。
 
 Luigi Tenco 「Ti ricorderai di me...」 (1990)
 ルイジ・テンコのコンピレーション盤。①「Se stasera sono qui(夜の想い)」が1990年当時キリン・ビールのTV-CF曲だったため、同名の邦題で日本盤が発売されました。他に②「Quando(クァンド)」、③「Mi sono innamorato di te(君に恋して)」、④「Angela(アンジェラ)」、⑤「Senza parole(センツァ・パローレ)」、⑥「Il tempo pass(過ぎ去りし時)」、⑦「Il mio regno(私の王国)」、⑧「In qualche parte del mondo(世界のどこかに)」、⑨「Isy(イズィー)」、⑩「Io s(愛の悔恨)」、⑪「Come mi vedono gli altri(他人の関係)」、⑫「Ti ricorderai(あなたのもどる時)」といったリコルディ時代の作品が収録されており、今聴いても決して古臭くなく、いかに当時のテンコが新しい音楽に取り組んでいたかがよくわかります。なお、①「夜の想い」は日本盤のみの収録で、イタリア盤には「Quello che conta」が入っています。(日本盤にも入れて欲しかった...)
(DISCHI RICORDI CDOR 8031・日本盤 キング KICP 7)
 Artisti vari 「Quando...tributo a Luigi Tenco」 (1994)
 ジーノ・パオーリの提唱によって製作されたルイジ・テンコへのトリビュート・アルバムです。トリビュート作品はパオーリの「Quando」、ロベルト・ヴェッキオーニの「Lontano,lontano」、アリーチェ「Se sapessi come fai」、ギャング「Vedrai,vedrai」、ティツィアーナ・ギリョーニ「Triste sera」、クリスティアーノ・デ・アンドレ「Un giorno dopo l'altro」、ステファノ・ベルッツィ「Ho capito che ti amo」、ピエランジェロ・ベルトーリ「Io s」、エウジェニオ・フィナルディ「Ciao amore,ciao」、ノマーディ「Mi sono innamorato di te」などほとんどが新録です。エンディングにテンコの死後15年以上経った、84年に見つかった未発表曲で、モゴール作詞カルロ・ドニーダ作曲の「Pi m'innamoro di te」(オルネッラ・ヴァノーニによりヒット)、「Serenella」(ボビー・ソロによりヒット)の素晴らしい2曲が収録されています。(Wea 4509-98574-2)